介護現場でハンドトリートメント。このセッティングは無理!
一般向けのハンドトリートメントで、よく見かけるセッティング。
長机にタオルを敷いて、その上に手を置いてもらう。
でも、介護現場では……
このセッティング、無理な人が多いです。
麻痺がある。
肩が痛くて腕が上がらない。
リクライニング車椅子を使っている。
ベッドで過ごす時間が長い。
そもそも、落ち着く場所はそこじゃない。
介護現場には、本当にいろいろな方がおられます。
そして、「この方にハンドトリートメントをしたら、すごくいいんじゃない?」と思う方ほど、実はこういった場合が多いのです。
決まった場所、決まった体勢じゃなくてもいい
アロマトリートメントやハンドマッサージを学ぶと、
「椅子に座って、この姿勢で、このやり方で」
という形を覚えることがあります。
もちろん、基本を知ることは大切です。
でも、介護現場では、その基本の形に人を合わせるのではなく、その人に合わせて方法を変えることが必要です。
決まった場所や決まった体勢は、人によってはつらく感じることもあります。
「手をここに置いてください」
と言われても、置けない人もいる。
「椅子に座ってください」
と言われても、座ることが難しい人もいる。
だからこそ、介護現場でハンドトリートメントをするなら、
「どうしたら、この人が心地よく受けられるだろう?」
と考えることが大切なんです。
アロマトリートメントをすることが目的ではない
ここを、私はとても大切にしています。
アロマトリートメントを通じて、
「なんだか安心するな」「心地いいな」
そんなふうに感じてもらうこと。
そのためには、その人にとって心地よい環境でできるように、柔軟に対応することが大切です。
場所も、体勢も、その人に合わせて変えていい。
決まったセッティングに人を合わせるのではなく、その人に合わせてセッティングを変える。
そうすることで、今まで「ハンドトリートメントは難しい」と思っていた方にも、癒やしを届けられるようになります。
介護現場だからこそ、もっと自由に。その人に合った方法で、癒やしを届けていきたいですね。
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